新規事業・起業の事業計画書の書き方について、ご存知ですか?資金調達・事業再構築補助金
目次
事業計画書の書き方について、4つのポイントはご存知でしょうか?
『売上と経費』と『資金の入金と支出』と『銀行への返済方法』と『自己資金』
①事業を開始する為に、必要な経費いくらになりますか?
- 飲食店では、店舗を借りる費用、厨房設備の費用、オープン前にかかる費用をまとめます。
- サービス業では、事務所、店舗を借りる費用、ホームページの費用、印刷物、看板等
②毎月の経費がいくらかかるのか?
- 毎月のかかる経費を考えて見て下さい。人件費、家賃、リース料、仕入、広告費、水道光熱費、外注費など
③予定売上を考えてみましょう
- 飲食店であれば、1日単位で、客数と客単価と季節要因を考えて、1カ月300万円と想定して見ましょう。
- もしくは、同業種の平均売上を調べて、自社の強みを加えて、売上根拠を記載して下さい。
自分自身で作成するのは、意外に面倒です。何故でしょうか?
- 事業計画書を作成したことがないのでポイントがわからない。もしかすると、通常ではありえない黒字の事業計画書を作成してしまう。
- 自分で作成すると中身の精査が出来ないのと、実際と計画の差が現実離れしている可能性がある。
- 世の中の8割の会社が赤字の事実をご存知でしょうか、その事をふまえて事業計画書の作成が必要です。
- 金融機関がどのように考えるのか?ご存知でしょうか?
- 事業計画書をどのように、持ち込めばいいのでしょうか?また面接時の対応は、わかりますでしょうか?
- 日本政策金融公庫は、何度もチャレンジが出来ません
- 事業計画書を作成したら、中身の精査をして、見直しは必要ありませんか?
- 今まで、銀行と融資の相談もしたことがないし、どのように相談をしたらいいのかわからないのではないですか?
- 事業計画書が絵にかいた餅にならないように、事業計画書の説得力、裏付け、根拠の表現はわかりますか?
日本政策金融公庫の融資の実態をご存知でしょうか?
2020年11月19日発表⇒日本政策金融公庫 総合研究所 「2020年新規開業実体調査」アンケート結果の概要から引用しています。
平均の開業費用は、989万円 あなたが考えている開業費用はいくらでしょうか?
開業費用が500万円未満 47.3%
開業費用が500万円から1,000万未満 27,3%
この費用で開業できるということは、主にサービス業が主体でしょうか?営業会社とか小さな飲食店とか?
これをみると、開業費用の71%が1千万以下になります。
自己資金の目安を見てみると、平均266万円と記載されています。そうすると、単純に989万円÷266万円=27%が自己資金になります。
あなたは、自己資金をいくら準備出来ていますか?
開業時の売上について、1カ月の売上が100万円未満が45,8% 100万円~500万円未満が41.7%
この数字をみてあなたは、どのように思われますか?
あなたの計画と比較して、どのくらい差がありますか?
もう少し深堀してみます。
500万円~1,000万円⇒7.9% 1,000万円以上⇒4.6%
現実の売上は、意外に厳しいと思うのは私共だけでしょうか・・・・
100万円から500万円の範囲ももう少し細かく見たいなと思いますが、発表されていないのでわからないですが、、、
開業後に困ったことで、こんなデータが出ています。
開業後に現在苦労していること
- 顧客・販路の開拓 47.3%
- 財務・税務・法務に関する知識不足 32.4%
- 資金繰り、資金調達 30.8%
ちなみに開業前は、あたりまえに一番が資金繰り、資金調達です。