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60代の創業者社長から30代の息子さんに事業承継・継承について
目次
家業の事業「承継・継承」について
60代の創業者社長から、年内に代表権を息子に譲ると去年から話をされていまして、それに向けて徐々に準備を進めています。
まだ事業承継・継承は早いのではないかなと感じましたが、社長が元気なうちに肩に荷をおろして、会長相談役で時期社長の経験値を積ませたいのだと感じています。
息子さんは、高校卒業と同時に父親の会社に就職して、10年以上を経過しています。仕事に関しては、問題なく対応されています。
会社のスタッフは、ほとんどが年上ですが、最近は20代の新入社員も入ってきています。
事業承継、継承がどのように進むのだろうか、またサポートはどのように進めていけばいいのだろうかと悩んでいました。
そうすると、社長が金融機関の方々が毎月訪問されてくるなかで、今度息子に事業承継・継承をする話をされた中で、金融機関が事業承継の情報と提案をしてきまして、その場面に次期社長と私共も同席して欲しいとのことで、一緒に話を聞かせて頂きました。
信用金庫の方が、一緒に連れて来てくれた方々は、県の機関の事業承継・引継ぎ支援センターの専門家2名の方でした。
初めて、直接話を聞かせて頂きまして、目からうろこの情報とポイントは、わかりました。
その事業承継・継承のポイントは2つでした。
- 経営者保証を切替
- 事業承継の計画
経営者保証の新たな制度を上手に活用して、保証協会と次期社長で切替を行いながら進めてい行く方法
作業を進めながら、会社の財務状況に応じて条件は異なる模様ですが、丁寧に制度の説明をして頂きました。
また、経営者保証の制度が概ね理解出来た後は、次は実際の事業承継・継承の計画のヒアリングでした。
実務的に承継・継承は問題がないのか?
他の従業員との関係は、問題がないのか?
取引先との引継ぎは、問題がないのか?
今後の従業員の確保については、どのように考えているのか?
課題と問題点が、明確化されましたので今後、事業承継・継承をどのように解決していくのか検討が必要となりました。
事業承継・継承はすぐに解決が出来るものでなく、3年~5年の月日をかけて解決していく問題と改めて認識しました。
まとめ
- 事業承継・継承はを考える時期が来たと思われましたら、まずは情報と専門家の話を聞いて下さい。
- 自社で事業承継・継承を考えた場合、何が問題点なのか?検討して下さい。
- 事業承継・継承の問題点及び解決の方向性がまとまりましたら、一度年次計画書の承継計画書を作成して、関係者に認識をしてもらい実行のサポートをして頂きましょう。
- 事業承継・継承で自社の問題・悩みが「資金」「人材」「技術」「取引先」「家族」「従業員」「借入金」「廃業」「会社売買」どこに関する問題なのか?しっかりと考えましょう。
パンフレットの詳細は、下記のホームページよりご確認お願いします。
※下記写真は、会社にDMで届いた資料になります。