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財務改善するために、大手が資本金を減額する理由は?
目次
大手が資本金を減額
●シャープの減資 資本金約1200億円を1億円と発表がありましたが、最終的には5億円 (2015年5月9日 発表)
●吉本興業も125億円から1億円に減資
●毎日新聞社は、41億円の資本金を1億円に減額予定 (2021年1月21日 発表)
”毎日新聞社は21日、資本金を現在の41億5千万円から1億円に減額すると明らかにした。3月1日付の予定。資本金1億円以下の企業は税法上、中小企業の扱いとなり、税優遇措置を受けることができる。
毎日新聞は「グループ全体への適切な税制の適用を通じて、財務内容の健全性を維持するとともに、今後の資本政策の柔軟性および機動性の確保を図る」ためと説明をしている”
減額の目的として
- 赤字が損失が増えて、債務超過になるので、債務超過の改善をすることにより、財務の改善
- 債務超過を改善することにより、新規の資金調達を可能とする為
上場会社、大手は資本金と毎期黒字で数億円の利益を捻出していたと思うのですが・・・・・
赤字に転落すると、あっという間に数年分の利益の蓄積も吹き飛んで、資本金まで食い込んでくるのだと感じました。
まとめ
中小企業はなおさら、資本金と毎期の利益の蓄積、損失が出てもなるべく抑えないと上場会社の様な、資金調達、利益を捻出出来ませんので
大きな赤字、毎期赤字体質では、債務超過になり新規の資金調達が出来なく、役員からの借入金が増えていき、いずれ資金が回らなくなってしまいます。
会社が債務超過の場合は、中小企業も大手と同様に資本金の減資をして、債務超過の改善が必要ではないでしょうか?
あなたの周りで、こんな助言をしてくれる方は身近にいますか?
債務超過の改善をした会社としない会社では、1年後2年後の資金調達の差が大きく変わってきます。
経営者である、あなたは、この会社の舵取りのノウハウをお持ちでしょうか?